オートメーション化

工場の省力化。これは工業という名を持つ世界における長年の課題のひとつであった。
工場の中に並ぶ、工業製品を生み出すためのさまざまな機械装置――製造のためのロボット装置や、作られた部品を一箇所に集めるための搬送機械、そして組み立て。
組み立てられた製品は保管されることになるが、保管庫そのものやそこまで運ぶ搬送機械なども必要になる。
こういう一連の流れがあるために、工場が稼働するためのエネルギー、消費されるエネルギーの数値は高く、工場内には熱がこもった。そういう状況が、ずっと続いたのである。

工場の省力化=ファクトリー・オートメーション化は、工場を使って工業製品を生み出す企業のコスト削減の試みを照らすことであった。
そして、その課題を解決するために編み出されたのがFL-netである。
FL-netは、ファクトリー・オートメーションのためのシステム、その名もFAシステムを構築するために工場内のネットワークに導入されたプロトコル(ネット通信の規約)である。
FL-netの登場によって、工業工場はオートメーション化に向けて一気に加速した。そのように表現することも可能である。

ただ、このプロトコルについて、その周辺の事柄について語っていくのは困難な作業でもある。何しろ、文字だけでは描くのが難しい世界だからである。
しかし、ここではあえてそれに臨む。FL-netを語り、工場のオートメーション化、そしてその先に見えてくるものについて語ろう、というのである。

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